2018.10.31 11:36神さまのお使い「白ぎつねとなまず」 白井神社 〇 昔、大そう力の強い神さま、神々から「力持ちの神さま」また「ピンひげの神さま」 とも言われている神さまがおられた。 神さまにも、家来のなまず達にもピンひげがあるからであった。 ある時、大神さまが病気ではないかとのうわさが広がった。 「えらいことや! どこがお悪いのか?」神さま達は寄るとさわるとこの話で持ちき り。 と言うのは、女神さま。神々のなかで一番えらいお方。いつも深い森の奥に住んで おられて、神さま達と直接話をされる事はめったにない。大神さまには沢山のきつね が仕え、神さま達への用事があると、きつね達がお使いしとった。 大神さまが一番気に入っておられる白きつねが、お取次ぎをよくしとった。その白 きつねが、力持ちの神さまの所へや...
2018.10.31 11:32イベント・お祭りで賑わう船詰神社 東園田1丁目〇 船(ふな)詰(づめ)神社(じんじゃ)のイベント ① 節分祭:2月3日、夕刻より。盛大な豆まきに子供たちの歓声があがり、例年老若 男女500名を超える人々で賑わう。 ② 船詰狂言:年1回、春か秋に境内で開催、船詰の森が好事家の笑いに包まれる。 〇 船(ふな)詰(づめ)神社(じんじゃ)の御祭礼日 ① 歳旦祭:大晦日~1月元旦。宮当番(氏子)は23時頃より篝火を焚き、初詣 参拝者を迎える。 ② トンド祭り:1月15日。朝6時より神事を行い、納められた古いお札が焚き あげる。昔は、そのイベント・お祭りで賑わう船詰神社 東園田1丁目火種を持ち帰り小豆(あずき)粥(がゆ)を炊く習わしであった。 <1月1日~15日まで、新年交通安全...
2018.10.17 12:45JR塚口駅今昔〇 塚口駅の年表 ※ <下線の駅は、現存していません>明治24年(1891年) 川辺馬車鉄道開業 尼ケ崎停車場(後の尼崎港)から伊丹停車場間。 途中に上坂部待合所(後に塚口停車場となる)が設けられる。明治26年(1893年) 川辺馬車鉄道が摂津鉄道と改称し、軽便鉄道への変更。上坂部待合所は廃止。明治27年(1894年) 摂津鉄道として尼ケ崎~池田(川西池田)開業。 塚口村有志による願いで塚口駅開設。明治30年(1897年) 阪鶴鉄道が摂津鉄道を買収し、翌年、神崎駅(現尼崎駅)~塚口駅間が開業。明治31年(1898年) 官設鉄道線(現在の東海道線)と接続され、大阪~生瀬間直通列車...
2018.10.17 12:35その昔、皇子の子孫が住まわれていた園田地区の北東、大阪府豊中市と境を接する椎堂の地名が文献 資料に初めて登場するのは安土桃山時代の文禄三年(一五九 四)の「摂州河辺郡椎堂村御検地帳」(門田隆夫氏文書)で す。 天正10年(一五八二)、羽柴秀吉は織田信長を討った明智光 秀を倒した直後から、支配下に入った地域で田畑の面積や収穫 量などを調査する「太閤検地」として知られるこの検地は秀吉 が亡くなる慶長三年(一五九八)まで全国規模で続けられまし た。 ちなみに、「太閤」は摂政や関白を子弟に譲った人に対する 敬称です。 秀吉は養子の秀次に関白を譲ったことから太閤と呼ばれるよ うになりました。 後世、「太閤秀吉」が有名になったため、太閤といえば秀吉 と思われがちですが、実は歴史上、太閤は秀吉以外に...